スペインはワインの生産量では世界第3位を誇っています。
しかし、スペインのこれまでの歴史において、
ワイン造りは様々な波乱に満ちていました。

まず、スペインでワイン造りが始まったのは、紀元前11世紀~5世紀頃のこと。
その頃一部の地域を支配していた古代ギリシャ人やフェニキア人たちが、
祖国のぶどう醸造技術を伝えたことがきっかけです。
ワインの生産は広がり、大変評判となりました。

その後8世紀になると、イスラム教徒がイベリア半島を侵略したのですが、
イスラム教で飲酒を禁じていることから、
多くの葡萄園が破壊されてしまったのです。

11世紀後半頃からはキリスト教徒による国土回復運動が行われ、
葡萄畑とワイン造りも次第に復興され、世界に広まることになりました。

19世紀後半には、フランスで発生したフィロキセラ害虫によって、
スペインにも大きな被害が及び、
ワインの輸出も大きく減少しましたが、
その後大量生産によって再び持ち直しました。

そして1970年代、スペインワインは「量から質へ」という方向転換が行われ、
今では高品質の素晴らしいワインが数多く生み出され、
世界中から求められています。


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